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幹部社員の退職が企業倒産の予兆かも~企業信用調査

企業の経理責任者の退職(交替)や、ナンバー2的存在の人の退職の数ヶ月後に倒産となる事例が多く見られます。
一つは、経営危機を代表者一人だけが把握をしている場合で、厳しい経営状況を幹部にさえ知らせたくなく、退職を促した結果です。
他一つは、それらの責任者クラスが会社の経営危機を知っており、自らの先行きを案じて保身の為に退職するケースです。
もちろん、通常の転職等による退職や交替もある為に一概には言えませんが「あれほどの人をなぜ辞めさせたんだろう」と感じた場合は確認が必要かもしれません。

まずは、取引先の残っている従業員に探りを入れること。
それでも納得できなければ、迷わず企業信用調査を行うべきです。
なにより、一年に1~2回の定期的な既存取引先の確認調査を行なっておくことがベストです。