災害の後は取引先の選別が一層重要~企業信用調査~
大規模な地震や水害などの災害が起きると、企業は本業以外の対応に追われます。
被災証明の取得や保険金の請求、社員の給与や休業補償、新たな仕入先や外注先の確保など、短期間に重い判断が連続します。この「時間も心も余裕がない状況」を狙って、甘い条件を提示する詐欺的な業者や、実態の乏しい企業が近づいてくるケースが少なくありません。
災害による被害で、取引先が急に廃業したり、資金繰りが悪化して支払いが滞ったりすると、自社にも資金ショートの危険が及びます。
特に新たに探した取引先については、見かけ上は問題がなくても、元々財務基盤が弱かったり、災害で致命的なダメージを受けていたりする場合があります。表面上の話や担当者の印象だけで判断すると、連鎖倒産の引き金となるおそれがあります。
株式会社中央情報センターでは、登記・決算情報、取引実績以外にも、風評、事業稼働実態などを多面的に確認し、企業の支払能力や支払意思などの本質を検証します。災害時には、被災状況や復旧の見通し、資金調達の状況、既存取引先との関係変化など、平常時とは異なる視点も重要になります。
信用調査会社(第三者)が冷静に分析した結果を得ることで、感情や同情に流されず、根拠ある取引判断の一助となります。
「すぐ復旧できる」「他社より圧倒的に安い」「金主を紹介できる」といった美味しい話ほど、裏付けが必要です。民度が高いと言われる日本でも、火事場泥棒は少なくありません。
焦りや不安から安易に契約を結ぶ前に、客観的データと信用調査会社の視点で相手先を確認しておくことが、結果的に復旧の近道となります。
災害後の混乱期にこそ、取引先や支払先についての信用調査を活用し、泣きっ面に蜂となるリスクを最小限に抑えることが、企業を守る重要な一手となります。

