応募者に急かされてもバックグラウンドチェックは必須です
トランプ関税により、世界恐慌が噂されていますが、日本国内において人材の売り手市場は変わりません。
特に飲食業界等の束縛時間の長い業界では、「本当に猫でも良いから採用したい」と苦笑交じりに担当者から聞く事も多いです。
一方、採用調査(バックグラウンドチェック、リファレンスチェック)の報告では、「猫の方が嘘をつかないだけマシなんじゃないか」と思う人材も少なくありません。
採否の結果を急がせる応募者も多い様ですが、早く人が欲しいという企業の足元を見ての事でしょう。
相手に急かされた企業は、弊社への調査依頼と同時に内定を出してしまうケースもある様です。
そして、調査結果は、
経歴詐称、職能や職位の過大申告、1週間ほどで職場を転々としている、研修のみで終える職場が複数、いきなり出社しなくなった、
といった、非常識で、仕事への真剣さのない社会人として常識のない人だったりします。
短期間で出社しなくなったり、行方をくらましたり・・・
以前は、滅多になかった悪質な応募者が、最近は増えている様にも感じられます。
どうか、焦らずに3~4日だけのバックグラウンドチェックの日程分だけ、応募者への採否回答時期を延期して欲しい。
たとえ悪質な人材であっても、1度採用してしまうと試用期間内でも辞めさせることは非常に困難です。