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平成と昭和人間の就職に関する感覚の相違~採用調査~

先日、就職活動真っ只中の複数の学生と、就職や仕事について話し合う機会がありました。

昭和人間の企業側からは、
「仕事の向き不向きは少し我慢して続けてこそ分かる」
「続けている仕事が自分の天職になる事がある」
「自分のやりたい事が向いている仕事とは限らない」
などといった声があがりました。

平成人間の学生側からは、
「転職ありきで仕事を選んでいる」
「楽しくないと仕事ではない」
「一生、同じ会社で勤めるなんて考えられない」
「まずは評価をしてくれる会社に入りたい」
「向いていない仕事で限られた人生の時間を潰したくない」
「まずは良い条件ありき」
などといった声となりました。

もちろん、私は年齢的には昭和側です。
日頃から、当社調査員が行なっているバックグラウンドチェック(採用調査、リファレンスチェック)の調査報告書を読んでいて
「なぜこんな良い待遇の会社を短期間で辞めたのか」
「自分に不向きって1ヶ月でわかるかな」
「ステップアップの為の転職、ってまだ現段階の仕事も習得できていないのでは」
などと納得できない事が度々あることも事実です。

元々の就職に対する思いや考え方が異なるため、退職や転職をする事についての感覚の軽重も違うのだろうなと改めて思い知りました。