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コロナ解雇の一方でコロナ採用も増加~バックグラウンドチェック

コロナ解雇が○万人、といったニュースが飛び交っています。
コロナ解雇の人数カウントが何を基準に行われているのかは定かではありませんが、コロナ前より元々業績が悪かった企業が、コロナを理由に解雇したケース、実際にはコロナが第一原因で解雇となったが、通常の社内人員整理とカウントされて解雇したケース、などを考えると、現実とは異なる数字だろうと推察できます。

一方、バックグラウンドチェック(リファレンスチェック、前職確認、人事調査)を業としている中、コロナ流行の今の状況を機に、今がチャンスとばかりに人材募集をしている企業も少なくないことに気付きます。
買い手市場と言われながらも、コロナで業績がアップし人手不足なので新たに採用したくてもできないといった企業も多いのです。
例えば、飲食業のホール担当者や運送配送員などは、コロナが移るかもという不安があり、応募者が少ない様です。
技術職は、高い技術を持った人材はコロナ禍であっても企業が手放さないのか、コロナ前と同様の少数の応募者しかこない様です。
もちろん、技術職などは誰でも応募できるものではありませんが、買われる側の人材も職をかなり選り好みした上で「仕事がない」と行っている場合もある様です。
よって、メディアなどが行っている「買い手市場」「就職難」とは一概に言えないのではないかと思われます。

就職希望者は、少し視野を広げ、向き不向きの思い込みを捨てて、職業の選択をしてみるのも良いのではと考えます。