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採用調査(バックグラウンドチェック)で感じる業界の採用増減

バックグラウンドチェック(リファレンスチェック、人材採用調査)をしていると、すべての業界とまでは言えませんが、だいたいの業界別の人材の動きを感じ取ることができます。
最も簡単に感じ取られるのは、弊社のクライアント毎の人材応募者の増減によるものです。
今まで、人材獲得に苦労をしていた各種量販店、警備業界、単純作業を行う様な工場作業の業界に応募者は増えています。
意外だったのが、飲食業にも応募者の増加傾向が見えていることです。
元々、飲食業界で勤務していたがコロナ禍で転職を余儀なくされた人が、業績維持をできている同業へ転じているのでしょう。
また、これは予想どおりというか、介護や医療の人材難はコロナ前を越えています。
今まで、せっかく資格を持っているからと同業界に勤めていた人たちが、家族の反対などによって辞めてしまい他業種に転じるケースが増加している様です。
得体の知れないコロナが相手なので、これだけは各々の判断によるしかありません。
一方では、私の従姉妹の様に、不妊治療の為に数年間専業主婦をしていたが、看護師の人手不足を感じ「いつできるか分からん子どもを待つより、今生きている人たちの為に役に立った方が良い気がする」と看護師の職に戻った人も居ます。
コロナが収束した頃に、人はどこに集まっているのでしょうか。
その後はどうなるのでしょうか。
信用調査業に就きながら、マクロ的に見ながら、当社が役に立てる事があれば尽力したいと考えます。