企業倒産が周囲へ与える影響~企業信用調査~
2025年の企業倒産件数が高水準であったと公表されています。
人手不足によるやむを得ない倒産、原油を始めとする物価高騰による倒産も増加。なかでも販売不振、売掛金回収難などの「不況型」倒産については、過去30年間で最高を記録しています。
企業倒産増加の影響を避けられない中小零細企業は、どの様なリスクヘッジをすべきでしょうか。
まずは取引先等の定期的な信用調査をすること、不安材料の噂が聞かれる取引先については大至急、実態調査をすること、が重要です。
その調査の結果、少しでも不安材料が出てきた場合は、自社の営業担当者(取引先窓口担当者)に、より生の情報収集を指示します。
同時に売掛金等がある場合には、少額ずつでも回収を始めます。
この際に日本人独特の「人情」を絡ませないことが重要です。
取引先に情をかけているうちに、自社の資金繰りが厳しくなり、自社従業員や他の取引先に迷惑をかけてしまう結果となる可能性が大となるからです。
並行して、対象企業と同製品を扱っている他社へ取引を移していくことも考えなくてはなりません。
相手を把握する第一歩、調査を行うことが、取引先倒産の煽りを受けて自社が倒産することを免れる結果となるのです。

