大義がない調査依頼はお断りすることもあります
通常のバックグラウンドチェック(採用調査、リファレンスチェック)や取引先調査については、よほどスパイ業務的なものではない限り、お断りする事はありません。
喜んで受件しております。
稀に、相手の会社に入り込まなくては得られない様な違法なスパイ的情報取得を「金に糸目はつけない」などと言われ、心揺れながらも(笑)お断りする事はありますが。
一方、弊社内にて特殊調査と呼んでいる、尾行や張込みを伴う行動調査や証拠撮影については、法律に抵触する事については当然ながら、大義がない場合はお断りしています。
この場合の大義は、人として守るべき道義、といった意味合いです。
信頼するクライアントや知人から紹介された依頼主の案件に大義がない場合など、お断りするのは非常に心苦しいものです。
いくら説明しても、依頼主の視野が狭くなっておられ自分に大義がない事を理解できない場合もあります。
お断りすると、時には罵倒や泣き落としを繰り返されることもあります。
ただ、罵倒されればされるほど泣き落とされればされるほど、こちら側は冷静になってくるものです。
信用調査会社としてこれからも継続していく上で、どこかのテレビCMの「愛はあるんか?」ではないですが「大義はあるんか?」は非常に重要だと考えます。