最新情報

バックグラウンドチェックにより虚偽の退職理由の申告が判明

初春からのコロナウイルス流行の影響を受け、来年の新卒社員のみならず、4月から勤務が決まっていた社員についても一日も勤務しないうちに会社都合で退職、
などというケースが増えています。
誰にも責任の持っていきどころがなく、本当に「禍」としか言いようがありません。
そういった中で、コロナを理由にすると納得してもらいやすいと思うのか、転職の際に前職の退職理由を「コロナによる業績悪化による解雇」「コロナにより会社が倒産」などと事実とは異なる申告をする人も出てきています。
中途採用時の採用調査(バックグラウンドチェック、人事調査)をした結果、全く関係のない理由での退職であったケース、特に本人のトラブルが原因で解雇となった人までがいました。
コロナ禍により転職余儀なくされた人なのだと、同情した企業の人事担当者は怒り心頭でした。
転職の際に経歴や退職理由を詐称する人は、詐欺師と大差ないと言えます。
履歴書や面接時の応募者の申告を鵜呑みにすることなく、前職確認による実態調査をすることが重要です。