廃業前に譲渡や売却の検討~企業信用調査~
コロナ禍で多くの会社が廃業をしています。
1,元々、業績が悪かった会社がコロナの影響でとどめを刺されて倒産。
2,インバウンドに頼る部分の多い業だった為にコロナで倒産。
3,元々、辞めどきを考えており、コロナの影響による不景気で、余裕があるうちにと廃業を決意。
4,跡継ぎがいない中、それなりに業を営んでいたが、高齢故に接客でコロナを移されるリスクなどを考えた結果、廃業。
5,外出自粛の影響で客が激減し、事業継続が不可能となり廃業。
その他、色々な理由での廃業があると思うが、例えば、3や4のの理由でひっそりと廃業する勿体ない企業が少なくありません。
投資会社から信用調査の依頼を受けることのある当社は、多くの企業や投資会社が、自社の多角営業や投資先として「良い会社」を探していることを目にし、耳にしてます。
暖簾や技術力、人材など、廃業してゼロにしてしまうのは非常に勿体ないことです。
譲渡、売却を考えることで、今までの歴史や努力がプラスに作用し、売却先や顧客にも喜んでもらえるのです。
欲の爪を伸ばし過ぎて欺されたりしてはいけませんが、閉鎖、廃業してしまう前に、余所で活かす手段を考えるべきです。
ただ、譲渡等する際の仲介会社(ブローカー)や譲渡先に欺されたり乗っ取られたりしない様に、その際の信用調査も必要です。