リベンジ退職者を出さない為にバックグラウンドチェック
会社への仕返しをするために、意図的にトラブルを起こして退職する「リベンジ退職」をバックグラウンドチェックにおいても聞く様になりました。
SNS等での内情暴露、引き継ぎ拒否、即日退職、機密情報の流出、など、倫理的に首を傾げる様なトラブルを起こしています。
大半が、勤務条件や職務内容、人間関係等が、入社前に期待していたものと異なるなど、企業側と応募者のミスマッチに起因しています。
一方では、当初より情報入手や職場内をかき回す事を目的として入社し、結果、リベンジ退職と呼ばれているものもあります。
それらの中には、同業他社や恨みをもって退職した元従業員などから、幾ばくかの報酬をもらってトラブルを起こしているケースもある様です。
トラブル起こす側は、依頼者からの報酬をもらえ、リベンジを目的として入社した職場からの給与ももらえ、とてもおいしい仕事だと考えて行なっているのです。
何を信じて良いのかわからない従業員の採用事情となっていますが、そういった時に役立つのがバックグラウンドチェック(リファレンスチェック)です。
採用前に行なうバックグラウンドチェック(リファレンスチェック)では、前職にて職歴や職能、退職理由を確認することにより、対象者の本質をより知ることができます。
前職で同様のトラブルを起こしてはいないか、真面目に職務を遂行する人物なのか等、面接や適性検査だけではわからない部分をあぶり出し把握する事ができるのです。
そして、同調査により、応募者側も企業とのミスマッチを防ぐことが可能となり、結果的に双方よしとなる調査でもあります。